四季報から値上がり銘柄を選ぶ手順とは?

チャート

会社四季報には、かなりの情報が小さなスペースに凝縮されています。

 

ですので、一見しただけでは何が何だが・・・混乱してしまう方が多いはず。そして、結局見なくなる・・・。こうなってしまっては、非常にもったいないです。なぜなら四季報に書いてある数字やコメントは宝の山なんですから。

 

もちろん、玉石混交ではありますが、正しい手順で見ていけば大丈夫です。見るべき箇所はそんなに多くありません。基本的にファンダメンタルズ分析では、会社が順調かどうか?安全かどうか?を見極めることに重点が置かれています。なので、会社の業績の業績上昇度合い。また、安全性合いをチェックすれば第一スクリーニングは完了です。

コメント欄で会社の事業内容を知る

会社名のすぐとなりに、その会社の事業内容直近の業績、今後の予想コメントが記載されています。

 

自分が興味のある分野であれば、コメントの意味するところもわかりますし、自分自身の予想と比較することも出来ます。あまりに自分が精通していない会社であれば、正確に判断しにくいです。

 

とりあえず自分の興味のある会社かどうか?自分の興味のある事業なのかどうか?をチェックし、業績が順調かどうかを確認しましょう。

会社の業績はアップしているか?

四季報の会社各欄の左下に【業績】というスペースがあります。ここに、過去の業績と、今後の予想が記載されています。

 

知りたいのは、今まで順調に売上を伸ばしてきているか?と、将来も売上を伸ばせるのか?という点ですから、過去と今期と来期予想の3期分をチェックして、全て上昇傾向であれば順調だといえます。

 

会社の稼ぐパワーである売上高と、会社全体の収益性を示す経常利益の2つが上昇しているかどうかをチェックしましょう。

借金が多すぎないか?

せっかく売上が伸びていても、借金が多過ぎると利益が少なくなってしまいます。利益が少なければ設備投資できませんし、今後会社を運営していくうえでの準備金も少なくなります。健全に業績アップさせていける会社とはいえませんよね。

 

お金を借りてきて、そのお金を有効に使えていれば問題ないのですが、あまりにも多いと問題です。限度があります。その限界値は自己資本比率で確認します。

 

自己資本比率が40%以上あればひとまず安心です。借金の額(有利子負債)は少ないほど安全です。

 

四季報では、会社各欄の中央辺りの【財務】部分に記載されています。

PERは高すぎないか?

PERとは会社の株価が高すぎないかどうかを測る指標の1つです。純利益を株式発行枚数で割り、その値に比べて現在の株価が何倍か?を表しています。

 

つまり、PERが高過ぎると、会社の価値が高く見積もられすぎている。と言えます。逆に低すぎると割安であると言えます。

 

平均的なPERの値は20前後と言われていますので、PER15以下であれば割安と言えるでしょう。

 

ただ、この値は業種によって変わりますので、同業他社がどれ位のPERなのかを参考にする必要があります。例えば、成長著しいIT企業などは投資者の期待が高く、PERがかなり高くなっている場合が多いです。

 

四季報では、チャート図の右の【株価指標】の下に記載されています。

まとめ

自分の興味のある会社かどうかをチェックし、【業績】、【財務】、【PER】の順に会社の伸び率自己資本比率株価が割安か割高かを確認する。