投資信託で1番重要な手数料とは?

電卓と書類

投資信託には大まかにいって購入時手数料運用管理費用信託財産留保額の3つの手数料がかかります。

投資信託毎に手数料の金額は違うのですが、一番重要視すべき手数料がどれかわかりますか?

そうなんです。実は全ての手数料が同じ重要度ってわけじゃないんです。明確に一つの手数料を他の2つよりも重視しなければいけません。なぜなら、その手数料のみが長期的に運用パフォーマンスに大きな影響を与え続けるからです。

運用管理費用が最も重要!

結論から言うと、運用管理費用が一番重要です。

購入時手数料や信託財産保有額は、1度だけ差し引かれる手数料です。購入時手数料は、投資信託の購入時に。信託財産留保額は、投資信託の解約時に引かれます。

 

しかし、運用管理費用は投資信託を保有している間はずっと支払わなければなりません
(※決算時に年間〜%で引かれる。)

 

「A投資信託とB投資信託の運用管理費用の差は数%だから、どちらを選んでもいいっか。」というように安易に考えてしまう気持ちもわかります。でも、こういう選び方をしていると数年後に必ず後悔します。たとえ数%の差であっても、長期的に見ると運用益に大きな影響を与えるからです。

簡単な計算をして、数%の運用管理費用の差がどれだけ運用パフォーマンスに影響をあたえるのか確認してみましょう。

手数料1%の差が与える運用パフォーマンスへの影響

例えば、「運用管理費用1%のA投資信託」と「運用管理費用2%のB投資信託」にそれぞれ100万円投資し、5年間運用したとしましょう。
(※計算をわかりやすくするため、基準価額は変わらないものとします。)

 

【A投資信託の資産残高】

  • 1年目:99万円
  • 2年目:98.01万円
  • 3年目:97.02万円
  • 4年目:96.04万円
  • 5年目:95.07万円

 

【B投資信託の資産残高】

  • 1年目:98万円
  • 2年目:96.04万円
  • 3年目:94.11万円
  • 4年目:92.22万円
  • 5年目:90.37万円

 

たった1%の差であっても5年間で約5万円の差がでます。

500万円投資した場合は約25万円。1000万円投資した場合は約50万円の差がでます。投資期間が長くなるほどこの差は開いてきます。

投資信託は長期保有が基本ですので、微々たる手数料の差であっても最終的に資産残高が大きく変わってしまうんです。

しかも、運用管理費用には消費税もかかりますから、実際にはもっと差がでます。ですので、たった数%だからといって手数料を軽視してはいけません。

まとめ

投資信託では運用管理費用を重要視しましょう。たとえ微々たる差であっても、長期的に運用パフォーマンスに大きな影響を与えます。ご注意を。