アドバイス馬鹿。

Photo credit: foilman via Visual Hunt / CC BY-SA

Photo credit: foilman via Visual Hunt / CC BY-SA

自分自身への戒めでもあるが、多くの人がやってしまいがちなミス。

勝手に相手の悩みや障害を推測し、勝手な判断でアドバイスする。相手がアドバイスしてくれと言ったわけでもないのに……

そして、反応が悪かったり、反論されたりすると、怒り出す。

 

地獄へつながる善意のマッチポンプ

善意からというところが、たちが悪い。

 

「なぜ、こんな簡単な事に悩んでるんだろう?こうすれば良いんだよ」

「まだ、そんなレベルなのか…とりあえずこれ読みな」

「あのツール使えば一発だよ」

 

いくら相手のためだと思った有用なアドバイスであっても、求められてないのであれば、お節介でしかない

もし、そのアドバイスが効果的であったとしても、それはたまたま。運が良かっただけ。多分に衝突が起こる可能性を秘めている。

 

『あなたのためを思って』の言葉の裏には、『私の思う通りにせよ』との意思が少なからず入っている。入らざるをえない。アドバイスとはそういうものだ。

 

そして、相手がアドバイス通りに行動し、成果をあげれば、アドバイスした自分の手柄も少しはあると感じてしまう。

アドバイス通りではない行動で、相手が成果をあげれば、自分の無用さを相手に証明された事にもなる。

そう、実はアドバイスとは諸刃の剣…非常に扱いづらいなミュニケーションなのである。

だから、アドバイスは、例え効果的で即効性があり、まさに目の前の相手にジャストフィットするものであっても、してはいけない

 

相手から望まれない限り、してはいけない

 

そして、望まれたところで、相手がアドバイス通り行動するかどうかに関して、関与してはいけない

相手を思うからこそ、安易にアドバイスしてはいけない

 

 

追記:
もちろん、相手がゆる〜く求めているのに気づいてあげてアドバイスするのは良いこと。ただ、そのアドバイスで相手が喜ばなかったり、自分の期待とは違うリアクションをしたとしても怒ってはいけない。

つまり、まとめると以下の通り。

 

・相手が求めていないのに、勝手にアドバイスすべきではない。
(そもそも、求められてないから。)

・アドバイスを求めている相手にアドバイスした結果、そのリアクションが自分の期待と違っても怒ってはいけない。
(感謝されるかどうかはその時の気分、相性、タイミングなどによる。つまり、運。)

・アドバイスした相手がアドバイス通りに行動するかどうかに関与してはいけない。
(アドバイス通り行動するかどうかはその人次第。アドバイス以上の事を考えて行動してるのかもしれないし、そうでないかもしれない。)

 

以上。

何度アドバイスしてもアドバイス通りにせず、改善しない人は…もう、そういう人なので積極的に関与しないほうがお互いのためかもしれません。

いくら愛情があったとしても、距離を間違えると憎しみに変わってしまいやすいかとも思いますので…。

「良かれと思って」の行為は、なかなかスマートに行うのは難しいものです。