分配金を出す投資信託が儲からない理由

貯金箱とお金を持つ子供

投資信託は定期貯金に似ているところがあります。

定期貯金でもらえる利息のようなものとして、投資信託には分配金があります。しかし、それぞれの仕組みは全く違うものです。混同しないようにしましょう。

毎月分配金がもらえるからといって、儲かっているわけではありません。これはよくある間違いです。実は分配金が支払われるたび、投資信託の元本が減っているんです・・・。

分配金とは?

分配金とは、投資信託の決算時に投資信託購入者に支払われるお金です。株式で言うところの配当、貯金で言うところの利息のようなものです。

ただ、分配金は配当や利息とは違い、単純に投資資本に対して加算されていくものではありません

分配金で注意すべき3つのポイント

  • 分配金は収益から支払われるとは限らない
  • 分配金の一部、もしくは全てが投資元本から支払われる可能性がある
  • 分配金は純資産総額を崩して支払われるので、分配金を支払った後は運用資産が減る。よって、基準価格もその分下がる

つまり、分配金を支払うたび、運用している投資信託の純資産総額が減るということです。また、分配金を受け取る度に税金もとられます

毎月分配型の投資信託は100%複利の力を利用できていないことがよくわかりますね。

なので、長期的に着実に資産形成していこうとしている人は、なるべく分配金を出さない投資信託を選ぶほうが良いです。

投資信託を売ろうとするセールスマンは、「毎月お金がもらえる方が安心」とか、「使えるお金が増える」とか、いろんなセールストークで迫ってくるかもしれませんが、断固として断りましょう!

分配金を頻繁に出す投資信託は運用手数料が高いので、結果として儲かるのは売る側です。買う側ではありません。セールスマンの収入を増やすよりも、先ず自分のお金を増やしましょう。

まとめ

分配金は支払われる度に手数料がかかり、投資資本が切り崩されます。出来るだけ分配金を出す頻度が低い投資信託を選びましょう