【書評】今いくら持ってるかは無関係。財布に絶えず流れ込む、お金の流れこそ財産/「バビロンの大富豪」著ジョージ・S・クレイン

バビロンの大富豪 w800

最近、Febeがすごく充実してきてまして、学生時代からオーディオブック愛好家の私としては、嬉しい限りです。

で、そのFebeでビジネス関係のオーディオブックを検索してましたら、「バビロンの大富豪」という面白そうな本を見つけましたので、衝動買してみたところ…

 

これが、当たり本!

 

物語形式で、まるでおとぎ話を聞いてるような感覚でお金の貯め方、増やし方が学べます

全然難しい内容ではないんですが、資産形成に関して超重要なことを教えてくれます。

子供の頃に聞いておけば今頃…。

 

「バビロンの大富豪」読書まとめ

稼ぎを全部使わない

稼いだものの一部を、自分のものとしてとっておく。稼ぎがいくら少なかろうと、最低1/10はとっておく。

基本的なことですが、収入以上のお金を使うような生活をしていてはいけません。収入≒支出の生活もダメ。

最低でも1/10のお金は残しておく。そうしないと全然お金たまっていきませんからね。

給与を受け取ったら、すぐに1/10は別の口座に移し替えるだとか、金庫に入れちゃうだとかして、手を付けないようにしましょう。

お金のことはお金の専門家に聞く

助言は専門家に聞く。金をためた経験のない人間から、蓄財についていわれたことに従うものは、そういうものたちの意見が偽りであることを証明するだけ

どうしても近くにいる人に相談しがちなんですよね。同僚・友達・家族などなど。誰ひとりとして、お金の専門家じゃないのに聞いてしまう。

この「とりあえず近くの人に相談するクセ」は、悪癖以外の何物でもありません。

そもそも、お金持ちじゃない親に、お金のこと聞いたってお金が貯まるはずありませんからね。(苦笑

お金のことは、お金の専門家に。しかも、実際にお金をたくさん持っているひとに聞くのがベストでしょう。

出来もしないのに、始めない

途中で諦めたり、到達が難しいことや、実際に出来ないことを始めない。

実現可能な目標を作る3ステップ」や「目標の決め方。たった1つの目標にフォーカスするための3つのポイント」でも書きましたが、単純に好きだからだとか、長い間続けてきたからだとかでモノゴトを始めると、あとで後悔します。

本当にやり続けて、求めている成果が得られるのか?を考えてから、動き出しましょう。

自分自身を過大評価せず、最悪の場合を想定して行動するってことですね。

使い過ぎではいけないが、ケチケチするのも良くない

人生を楽しむ。全収入の1/10を超えてお金を貯めることが難しいならば、1/10で満足する。

収入に応じた生活をして、ケチになったり金を使うのを怖がったりしてはいけない

人生を豊かに過ごすためにお金があるのであって、ただひたすらお金を貯めるためだけの人生はつまらないですよね。そんな生き方をしてると、きっと人生の終盤で「アレもやりたかった…。コレもやっておけばよかった…。」と思うはず。

適度に貯めて、適度に楽しむ。貯蓄と適切な距離で付き合うってことですね。

自分の物欲を経費にしない

必要経費と自分の欲求を混同しない。必要経費は自分で気をつけない限り、収入と等しくなるまで大きくなってしまう

「仕事のためだから、コレは経費ね♪」っとか、自分に甘々だとお金は減るばかり。

そりゃ、時計もバックもパソコンも欲しいでしょうよ。でも、それで稼ぎが増えなきゃ意味がありません。ご注意を。

お金は、使う価値のあるモノにしか使わない

たとえコインの一枚でも、カネを使うときには、それが100%使う価値のあるモノでなければならない。

この感覚、超重要かと!

なーんとなく、自販機で缶ジュース買ったり、コンビニでおかし買ったりしちゃいますが、ありゃダメだな…。

不労所得こそ財産

財産とは財布の中に残っている現金ではない。定期的収入こそが財産。財布の中に絶えず流れ込み、膨らませてくれる金の流れこそが財産。

お金持ちになるには、複数の収入源、それも不労所得の収入源を持つこと。お金がいまいくら残ってるとか関係ありません。

残ってるお金は、そのままにしておいたって一銭も稼いでくれませんからね。収入を生み出すシステムをいくつも持たなきゃいけないってことです。

お金にお金を稼がせる

貯めた金は、最後の一銭に至るまで働かせること。そうすれば、財布に途切れることなく富が流れ込んでくる。

つまり、投資せよってことですね。

貯金残高が多いと安心しますが、そのままだではなんの意味もないですもんね。

本書では、お金を奴隷のように働かせると書かれていますが(表現はおいておくとして)、本当にそのとおりだと思います。

お金は、確実に回収できるところに投資する

投資対象は、元本が保証されているところ、望むときに回収できるところ、適正な利息を徴収できなくなるおそれのないところに絞る。そのために、金を扱って利益を生むことに経験を積んだ人に相談する。

うわぁ・・・、すごい納得。

そんな投資先あるのかよっ!ってツッコミも入りそうではありますが、投資先の健全性を確認するチェックリストとして使えそうです。

まず、借金を返済する

借金は、能力の及ぶ限りなるべく早く返す。支払い能力を超える買い物はしない。

自分の能力越えて借金しちゃうと、人生台無しですからね。自分以外の人にも迷惑かけます

たとえ、お金を貸してくれるといわれても、背伸びして借りないようにしなきゃですね。

生活レベル落とすとか、稼ぎを増やすとか、借金しなくても良い方法はいくらでもあるはず。

スキルアップする

自らの能力を開発する。仕事の技量を高める。勉強して考えを深くする。

お金に稼がせたお金(不労所得)で生活できるようになるまでは、自分が働いて稼いだお金で生活しなくてはいけません。

自分の能力が上がれば収入は増えますし、不労所得で生活できるようになる日もどんどん近づいてきます。

働きつつ、お金の勉強。このバランスが大切。どちらか一方だけでは、お金持ちにはなれません。

誰と組むかによって、成功は決まる

既に成功者として認められているような人間と、自分の事業とが関係を持つように勤める。そうすれば、財産はそうした人々の熟練した技術で豊富な収益を生み、その知恵や経験によって安全に守られる。

組んでくれそうな相手と仕事するのもいいですが、自分を引き上げてくれるような人と組むともっといいですよねという話。

やっぱり、相手にとって、価値があると思われる何かを持ってることが大切なんでしょうね。でないと、格下の相手と組もうと思わないでしょうし。

たとえ小さいことであっても、何かについてNo.1であることは、格上の相手を引き寄せるのに効果的な気がします。

まとめ

数百ページのゴリゴリのマネー専門書を読むのもいいですが、お金の本質を説いて聞かせるこういう本もいいですね。

もし、子供さんにお金の教育をしようと考えているなら、かなりおすすめできる一冊です。

書影

[オーディオブック版]バビロンの大富豪

著者:ジョージ・S・クレイソン, 大島豊 訳
再生時間:6時間40分

オーディオブック配信サービス「FeBe」