あなたが知らない広告コピーの書き方 -【書評】ここらで広告コピーの本当の話をします

「あなたが知らない広告コピーの書き方」なんてタイトルつけましたが、まぁ、平たく言うと私が知らなかったわけです。(※ここで言う「コピー」とは文章のことです。)

広告コピーの書き方うんぬんの前に、「広告コピー」とはなんぞや?ということさえ知りませんでした。

でも、商品レビュー記事を書いているブロガーが誰しも広告コピーの知識を知ってるわけではないですからね…。

むしろ、知らない人のほうが多いのではないでしょうか?

なので、広告コピーの書き方を知っているだけで、頭一つ抜きでた商品レビュー記事が書けるようになるといえます。

「広告コピーとはなにか?」を知らずに書かれた文章には、中身がスカスカ。分かって書かれた文章には、人を惹き付け、納得させる力があります。

 

『なるほどぉ!この商品は買いだな!』

 

っと思ってもらえるような商品レビュー記事を書きたいなら、『ここらで広告コピーの本当の話をします。』は参考になる1冊です。

本書から広告コピーとは何なのか?その基本をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

広告コピーの役割は商品価値を上げること

広告コピーの役割とは、『言葉を使ってモノと人との新しい関係を創り、商品(または企業)の価値を上げる』ことです。

商品の価値を上げるわけですから、商品の広告文は成立します。しかし、カテゴリーの広告文は成立しません

 

どういうことか?

 

例えば、「飲料水」の広告コピーは成立しませんが、「エビアン」の広告コピーは成立するということです。

「飲料水」はカテゴリーであって商品ではないです。飲料水の広告コピーを作っても、特定の企業の商品価値を押し上げることはありません。

それっぽい広告コピーが書けたとしても、中身がないものになります。

USPとターゲットを決めてから広告コピーを書く

  1. 広告する商品は何なのか?
  2. 競合商品との違いは?(USP)
  3. 誰に向けて売るのか?
  4. (※USPとは、ユニーク・セリング・プロポジションの略。商品独自の「売り」のこと)

この3つが決まっていないと、広告コピーは書けません。

これらを明確にせずに広告コピーをつくると、まるで大喜利のように面白いだけの広告や、斬新に聞こえる響きだけのコピーが出来上がってしまいます。

もちろん、そんなものに中身はありません。ノリや雰囲気で出来上がったものに過ぎません。

まずは、どんな商品を、誰に向けて売るのか?その商品の「売り(強み、優位性)」は何なのか?を明確にする必要があります。

キャッチコピーとタグラインは違う

『タグライン』は聞き慣れない言葉ですが、商品を広告する上で非常に重要です。

タグラインとは、「商品の定義付けに特化したコピー」のことです。

なぜ商品を定義付けする必要があるのかというと、定義付けによって、商品価値が大きく変わるからです。

例えば、ヨガウェアブランドが”伸縮性の高いウェア”と定義付けした商品を、”産後用ヨガウェア”と定義付けしなおせば、どうでしょうか?

たとえ商品が何一つ変わらなくても、商品価値もターゲットも変わってきますね。これが定義付けの力、タグラインの力です。

ゆえに、「つかみ」のためだけのキャッチコピーよりタグラインは重要です。キャッチコピーは飽きられたら終わりですが、タグラインは商品と2つで1つです。

 

モノと人との関係を創り、商品価値を最大化するのは、まさにこのタグラインです。

 

なので、まずタグラインを考えた後に、キャッチコピーを作るのが基本です。逆ではありません。

タグラインはわかりやすさが大事。キャッチコピーは共感が大事

お客様を惹きつけるキャッチコピーとは違い、タグラインは分かりやすいことが大事です。

「この商品は何なのか?」が、わかりにくければ手にとってもらえませんし、どう使えばいいかも伝わりません。

しかし、キャッチコピーは、その商品を実際に使った時にどうなるのか?どういう問題がどう解決され、どんな感情になるのか?を表現することが大事です。つまり、「共感」されなくてはならないということです。

共感されると『自分ごと』として受けとめられますから、手にとってもらいやすくなります。

キャッチコピーに大切な4要素

アメリカの名コピーライター、ジョン・ケーブルス氏によると、キャッチコピーに重要な要素は以下の4つです。

  1. ターゲットの利益
  2. 新しさ
  3. 好奇心
  4. シンプル&スピーディ

つまり、ターゲットに「自分に関係がある」と一瞬で感じてもらうことができればキャッチコピーとして成功しているといえます。

現在は、ネットであってもリアルであっても、視界は広告だらけです。長い文章を全て読んでもらえると考えてはいけません。

一瞬で、商品の良さを理解してもらえることが重要です。シンプルに!

「コピーライター」としてコピーを考えてはいけない

コピーライターとしてではなく、広告する商品のターゲットとしてコピーを書きましょう。主婦がターゲットであれば、主婦になりきって書きましょう。

何をどう書いていいかわからないのであれば、ターゲットが商品を手に入れたときの「喜びMAX」、商品がないときの「悲しみMAX」の状態を、キャッチコピーとして表現してみましょう。これは、キャッチコピーを作るときの基本テクニックです。

例えば、「かる〜いっ!」とか「こんなに入るのっ?!」とか、そんな感じですかね。今までの問題が解決して、幸せな生活がやってくる。そういう喜びの表現です。

もちろん、感嘆文でなくてもOKです。

商品のデメリットをあえて強調する必要はない

たとえば、広告する商品に比べて競合商品の方が価格が安い場合、その点をあえて書く必要はありません。

 

不利なことを引っ込めて、メリットを強調しましょう。

 

こういうことに罪悪感がある人もいるかもしれませんが、それは間違っています。

消費者を騙しているわけではなく、消費者が優先順位を簡単に付けられるよう、手助けしているわけです。お客様は購買の決断がしやすくなります。

「消費者の時間」と「企業の利益」の両方にメリットが有ります。負い目を感じる必要はありません。

まとめ

  1. 広告コピーの役割は商品価値を上げること
  2. USPとターゲットを決めてから広告コピーを書く
  3. キャッチコピーとタグラインは違う
  4. タグラインはわかりやすさが大事。キャッチコピーは共感が大事
  5. キャッチコピーに大切な4要素
  6. 「コピーライター」としてコピーを考えてはいけない
  7. 商品のデメリットをあえて強調する必要はない

以上が、広告コピーとは何なのか?のまとめになります。

広告コピーの書き方は、主にアフィリエイトサイトを作って、広告主様の商品を売るときに重要になってくるかと思います。なので、アフィリエイターの方々には必須の基礎知識でしょう。

しかし、ブロガーの方の場合、自分自身をブランド化し、その信用力で商品を売っていくことの方が大切になってくるかと思います。

ブランディングの仕組みやポイントについても、本書の後半で詳細に書かれています。

ブログを続けているけれど、売上が伸びない。もしくは、もっと収益を伸ばしていきたいという方は必読の内容かと思います。

一冊で広告コピーのライティング知識もセルフブランディング知識も学べますので、別々に2冊買うよりお得かと。

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