【書評】いくら頑張っても成果が出ないなら無駄な努力/「いい努力」著)山梨広一

いい努力

なんとなくブログを書き続けていはいるものの、なかなかPVは上がっていかないものだな…と思っていたところ、ネットで「いい努力」というタイトルの本を見つけたので買ってみました。

組織の中で働く人が、「無駄なことをせずに最大の成果を出すにはどうすればいいのか?」についての具体的な解決方法が書かれた本です。

ただ、組織とは関係ない仕事(例えばブログ更新とか)についても、参考になる部分がありましたので、まとめておこうと思います。

「いい努力」の内容

内容紹介

世界最高のコンサルティングファームの

トップコンサルタントとして得た豊富な経験からわかった

「いい努力」「悪い努力」とは?

本書は、マッキンゼー在籍25年、パートナー経験20年の中で

膨大な仕事を経験してきた著者が、

「生産性が劇的に上がる働き方」を初めて公開した、

極めて画期的な一冊だ。

・その努力は「いい努力」か「悪い努力」か?

・「大きな成果」を出すには具体的に何からどう始めればいいのか?

・精度の高い「仮説」を生み、「結果」につなげるにはどうすべきか?

・短時間で生産性の高い仕事ができる「時間管理法」とは?

・「最適な会議」のやり方はどのようなものか?

・「成功するリーダー」の秘訣は何か?

・仕事の「早さ」と「速さ」のスピードを最速化する方法

ありとあらゆるパターンのプロジェクトをリードし、

さまざまな現場で無数の「成功事例」と「失敗事例」を

目にしてきた著者が、実際のエピソードを例にしながら

最大の成果をつかめる方法について手取り足取りアドバイスする。

「行動法」「思考法」「時間管理術」「会議術」

「情報収集」「スケジューリングの方法」など、

これからのビジネスマンが絶対に知っておくべきことを

75の項目で徹底網羅した超具体的な「仕事のメソッド」!

引用:いい努力

「いい努力」読書まとめ

努力とは成果を出すためにある

目立った成果が出なくても、赤字じゃないからOK!なんて考えは、ビジネスには適さない。

成果、つまりビジネスで言えば「利益」がでなければ意味はないということ。

残業=機会損失

残業は長い目で見たときに生産性が上がるわけではない。むしろ下がる。一時的に100点出せても総合的にはマイナス

また、残業しているということは、実は「他のことが出来る可能性を捨てている」ということ。

経験値は増えないし、視野も狭まる。いいことなし。

自分の仕事を定義する

自分は何のために仕事をしているのか?を明確にしないまま、毎日なんとなく仕事をしていてはダメ。

目的と沿わない行動をしていないか?そもそもこの仕事をやる必要はあるのか?などなど、「自分の仕事」という軸がハッキリしていないとぶれぶれになる

目先のゴールではなく、遠くのゴールを見据えて行動する

ビジネスは一発勝負ではない。全ての勝負に勝つ必要はない

例えて言えば、野球のトーナメント試合のようなもの。全試合に勝つ必要はない。キーとなる試合に勝つだけで良い。他の試合は惰性でも良い。

最終的に勝利するのが目的で、全ての勝負に勝つことは目的ではない

結果に大きな影響を与える重要な要素の見極め」と、「それ以外を捨てる判断」をできるようになること。

自分の得意な部分を磨く

何に対しても全力投球するのではなく、得意なところで人より秀でた成果を出せるように注力する。

自分が苦手なところは、他の人に任せるか、得意なところほど注力しない。

そもそも、苦手なところにいくら注力したところで人よりうまく出来ない。頑張ったところで、成果は出ない。そうであれば、力を抜いてよい。

つまり、力を抜くところは抜いて、入れるところは入れる。メリハリを効かせて働くということ。

課題を明確にして行動する

なんとなくの思いつきのアイデアで行動しても、成果は出ない。

ラーメン屋の客入りが悪いなら、味を変えるべきなのか?立地を変えるべきなのか?客対応を変えるべきなのか?

いま解決すべき課題は何なのかを明確にしておかないと、効果的な行動はできない

手近に出来ることではなく、「一番効くレバー」を引く

成果に最も大きな影響を与える「最も効くレバー」を引くこと。それも、素早く一気に引くこと。

とりあえず出来ることを一生懸命やったところで、無駄な遠回りになる上に、成果は出ない。

正しい相手から、正しい力を借りる

自分にない能力や資産は、人から借りてよい。むしろ、全部自分でやるのはダメ

人に頼んだ方が質的にも効率的にも良いなら、うまく相手をモチベートしてやってもらう方がいい

しかし、正しい相手から正しい力を借りないと意味はない

力を借りる目的が分かっていても、借りるモノがずれていたら効果はない。

借りるモノが分かっていても、借りるべき相手が間違っていたら効果はない。

なので、正しい相手から正しい力を借りるためには、「何のために、何を、誰から借りるのか?」を明確にしておくこと。

おわりに

例えばブログのアクセスを増やすことが目的の場合、「書きたい記事」をいくら更新したところで、それがPVを増やしていなければ意味は無いってことですね。

「惰性で書いた記事」や「思いつきで書いた記事」にたくさんアクセスがあったなら、それが正解。その記事に関連する記事を増やしていくべき。それが、自分が書きたい記事であろうとなかろうと。

目的があってこそ課題が明確になり、それを解決する行動が決まる。

やっぱり、ただの日記のようなブログ記事はダメだなと再認識しました。(日記記事は書きやすいんですけどね…)