
記事が読まれるかどうかは『1行目』で決まる。
そんな大胆で強引な話があってたまるかっ!と、思われるかもしれませんが、ちょっと待って下さい。
「10倍売る人の文章術」を読めば、その理由がわかります。ま…、読まなくても大丈夫ですけどね。私がこの記事で書いてますから。
さて、ちょっと想像してみてください。
もし、1行目を読んでもらえなかったとしたらどうでしょう?2行目読む気になります?2行目読まれなければ、3行目は当然読まれないでしょう。
いくら、文章の中間に面白いネタが仕込んであったとしても、文脈が分からなければ効果半減です。意味をなさないかもしれません。
だからこそ、まず最初の1行目を読ませることが大切なんです。
アイキャッチも、導入も、本文も、何もかも、全ては1行目を読ませるためにあると言って過言ではありません。
大胆でも強引でもなんでもなく、コピーライティングにおける「真理」です。
もちろん、コピーライティングの真理はそれだけではありません。
ここからが重要なポイントです。
パンとごはん
「ここからが重要なポイントです」という言葉が気になって、スクロールされました?
これも『好奇心の種』と呼ばれるライティングテクニックの1つです。読者を本文へ引き込み、下へ下へと読み進めてもらうための仕掛けです。
知らないうちに使っていた方もいるかもしれません。でも、こういうテクニックを体系立てて教えてもらった人は少ないのではないでしょうか?
私は、ジョセフ・シュガーマン氏から初めて教わりました。
教わったといっても、シュガーマン氏の5日間 約2000ドル(約20万円)のセミナーをまとめた本、「10倍売れる人の文章術」を読んだだけなんですけれど…。
シュガーマン氏は、ダイレクトマーケティング、いわゆるセールスレターライティングの達人であり、通販事業で大きな成功を収められた広告人です。
たとえば、もう「パンとごはん」なんて見出しは忘れているのではないでしょうか?
そうなんです、実は小見出しは本文と何ら関係のない言葉を入れても、特に問題ないんです。実験結果で出ているんです。
もちろん、「一昔前のセールスレターと、インターネットを一緒にするな!」なんて意見もあると思います。SEOのことを考えると、検索されるキーワードを入れ込むことも必要でしょう。
でも、ただそれだけのことです。
読者が気にしない小見出しに時間をかけなくていいということです。
そして、ここまで読み進めていただいたということは、「滑り台効果」というテクニックが上手く作用したことになります。
滑り台効果というのは、1行目を読めば、どんどん文章を読み進めてしまうという仕掛けの一つです。リズムよく、読者の興味を引きながら文章を構成するだけのことではあるのですが、これが非常に重要です。
というのも、文章の1/4を読んだ読者は、高確率で最後まで読むという実験結果が出ているからです。
そして、この記事はもう終わります。
まとめ
さて、私がこの記事に使ったテクニックはいくつあったでしょうか?
- 1行目が重要
- 好奇心の種
- 小見出しは重要でない
- 滑り台効果
- 1/4読む読者は、高確率で最後まで読む
以上、5つです。
「10倍売る人の文章術」には、読者が反応してしまうテクニック22個、読者の心理を操るテクニック22個、合計44個の文章術が詰まっています。さらに具体例も載っています。
私が使った5つのテクニックを割り引いても、十分価値ある1冊ではないでしょうか?
全米屈指の広告人、ジョセフ・シュガーマン氏の5日間 約20万円のセミナーを1冊にまとめた「10倍売る人の文章術」は1400円(税込み1512円)で買えます。
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