
iPadPro9.7の開封記事に引き続いて、今回はApplePencilに関する記事です。実は、ApplePencilとiPadPro9.7をセットで使う場合、致命的な問題があります。
それは、ApplePencilとiPadProとの厚みが違うということです。この問題によってどんな現象が引き起こされるのか?また、それを解決するにはどうすればいいのか?
ApplePencilの特徴とともに解説していきたいと思います。
全文ななめ読み
ApplePencilは軽くて重心のバランスがいい

こちらがApplePencilになります。全身ホワイトで統一されたシンプルなペンです。
技術仕様
サイズ
- 長さ:175.7 mm(先端からキャップまでの長さ)
- 直径:8.9 mm
- 重量:20.7 g
公式サイトに記載されているとおり、重さ20.7g、全長175.7mmです。ビジネスパーソンに大人気のジェットストリーム 4&1の重さが23.6gです。ま、わりと似たような重さですね。
ただ、ApplePencilの長さはジェットストリームより26.9mm長く(175.7mm-148.8mm)、直径は4.8mmも小さい(13.7mm-8.9mm)ので、重さのわりに軽く感じます。
重心もちょうど真ん中あたりなので、書くときに負担になりません。親指と人差指の水かき?の部分で支えるかたちになりますので。

ペン先は着脱可能です。すり減ったら交換できます。交換用のペン先は、appleの公式サイトから購入することが出来ます。
参考:Apple Pencilチップ – 4個入り – Apple (日本)

ApplePencilの後部には、「Pencil」のロゴが彫られた金属部分があります。

ちょうどその金属部分がLightning端子になっています。キャップを外すとあらわれます。ここをiPadPro9.7に差し込んで充電するわけですね。

さて、このLightning端子とApplePencilの太さ(厚み)が、冒頭でお伝えした問題を引き起こしています。
その問題とは・・・
iPadProにApplePencilはうまく接続できない

上画像をみて、iPadPro9.7が少し浮いているのがわかるでしょうか?
これは、「ApplePencilの厚み(8.9mm)> iPadPro9.7の厚み(6.1mm)」のために起こってしまいます。

ApplePencilの後部に圧力がかかってしまっているので、ペン先も浮いてしまうという残念な結果に。
iPadProが薄く進化していくのは嬉しい限りですが、ペンはこれ以上細くしてしまうと持ちにくくなってきます。ジレンマですね・・・。
ただ、解決法は用意されています。
apple純正シリコーンケースがApplePencilとiPadProの接続問題を解決してくれる

apple純正シリコンケースを装着すると、iPadPro9.7の厚みが増すことになります。これによって、ちょうどiPadProとApplePencilの厚みの差がなくなります。

ほら!どちらも浮いてないでしょ?

ペン先も浮いていません。ほんと、シリコンケース売りたかったからなんじゃないか?と思うぐらいスッキリ解決します。(笑
厳密に言うと、ほんの少〜しだけApplePencilがシリコンケースを装着したiPadPro9.7よりも厚みがある気がしなくもないですが・・・・。毎回感知できるような差ではないですね。シリコンケースを装着することで、接続部分の段差問題は解決すると言っていいレベルかと思います。
純正シリコンケースはちょっと高いですが、やっぱり純正だけあります。いろいろ考えて設計されている分、『つじつまがあう』という感じがします。
この接続部分の問題以外で、特に使いづらさを感じることはありませんが・・・、あえて言うとすれば、ApplePencilを固定しておく場所がないことですかね。iPadProとApplePencilをバラバラに持ち運ばないといけません。
タッチペンホルダーならフタ部分にペンを収納できるようですが、この商品はフタとペンホルダーとセットでしか販売されてないようです。
私はすでにSmart Coverを購入してしまったので、新たにフタを買い直すことになりますね・・・。うーむ・・・。
(※iPadPro12.9版は、ペンホルダーのみ販売されているようです。>>Apple Pencil レザーケース タッチペンホルダー(iPad Pro 12.9 用))