実現可能で具体的な目標を作る3ステップ

満面の笑顔の子供 w800

年間目標を年初に決める。

こういう人は少なくないと思います。一年の初めに目標を決めるとやる気が出ますし、達成できそうな気もしますからね。良い習慣だと思います。私もやってますし。

でも、やりたいことが多すぎて、たくさん目標を作ったり、ちょっと背伸びした目標を設定したりすると、一年も経たないうちに修正する羽目になりがちです。

結局、一年の終わりに、年初に作った目標を1つも達成できなかった…なんてことも。

なんだか自分のこと言ってるみたいで、つらいところではありますが、私の他にもこういう人いらっしゃいますでしょ?

そういう、私やあなたのために、「実現可能具体的な目標の作り方」を紹介したいと思います。

手順は簡単。たった3ステップです。

 

まず、諦める

いきなり「諦める」だなんて、新年早々ちょっと嫌な気分になるかもしれませんが、非常に重要です。

実は、長年グッとしがみついてる目標を見直してみると、もうそんなにやりたくなかったり、好きじゃなくなってたりすることがあるんです。

これは当たり前の話で、時が経つにつれ人間は新たな知識を身につけていきますし、置かれている状況も刻々と変わっていくからです。

たとえば、昔は芸能人になりたかったけれど、芸能界の裏側がどんなものか何となく分かった今あらためて考えると、もう芸能人にはなりたくない。とか。

ですので、一昨年も、去年も達成できなかった目標を、「あと一年だけ!」「今年こそは!」と今年の目標にしてしまう前に、本当にその目標を達成したいのかどうか見直してみましょう

本当に達成すべき目標なのか?もしくは、もう諦めてもいい目標なのか?を判断するには、『やってのける』の諦める理由の章が参考になります。

【目標を諦めるべき理由 その1】

時間には限りがあるということです。

どれだけ技能や実力が合っても、時間やエネルギーは無限ではありません。

全ての目標を完璧に実現するのは不可能であり、時間とエネルギーを投じる対象は、絞り込まなくてはなりません。

【目標を諦めるべき理由 その2】

代償が大きすぎる場合です。

状況は時間の経過とともに変化します。目標を追い求めることが難しくなったり、楽しさややりがいを感じなくなったりすることも起こりえます。

ふと気づくと、その目標を追い求めている理由がわからなくなっていることもあります。

引用:「やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~」オーディオブック書籍

絞り込む

しがみついていただけの、本当はやりたくなかった目標。

もう、追い求めるのが苦しくなった目標。

やらされてる感のある目標。

こういう、偽物の目標を手放すことが出来たら、次は本当にやりたい目標を絞り込みましょう。

本当にやりたいことが1つしか無いという人は、ラッキーです。この作業はしなくてもOK。

でも、いくつもやりたいことがあるという人は、とりあえず今年達成できる近い目標を設定しなければなりません。でないと、また目標を決めたものの、達成できなくて罪悪感…みたいなことになっちゃいますからね。

 

やりたいことやできることが沢山あっても、「一度に出来るのはひとつだけ」です。

 

同時にいくつもの目標を追い求めて、結局どれも達成できないというようなことは避けるべきです。

どういう目標を設定すると効果的か?については、「目標の決め方。たった1つの目標にフォーカスするための3つのポイント」に書きましたので、そちらを参考しして頂ければと思います。

ひとつのことに集中すると、自分だけでなく、回りを引き込む効果もあります。

2つの学校を見事に生まれ変わらせることができたら、200の学校が2%づつ改善されるより、世間は強い印象を受けるだろう。

こうして、人々の見方を変えることができれば、その行動を支持する動きが生まれ、自ら力を貸したり、後押ししたりする人があらわれて、一段と効果が高まる。

引用:「良い戦略、悪い戦略」オーディオブック書籍

SMART化する

本当に取り組むべき、1つの目標が決まったでしょうか?

おそらくですが、その目標はまだ抽象的なはずです。その目標が達成できたか否か、誰も計測できないのではないでしょうか?

もしくは、明確にいつまでに達成すると決めていないのではないでしょうか?

もしそうであれば、目標を「実現可能な目標」に仕上げましょう

 

実現可能な目標にするには、『SMARTの法則』を使います。

 

SMARTとは、Specific、Measurable、Achievable、Relevant、Time-basedの略です。

Specific:具体的
抽象的ではなく、具体的である。「歌が上手くなる」というようなものではなく、「1年以内に3オクターブ音域を広げる」とか「1年以内に◯◯コンテストに出場して、3位以内に入賞する」というように、具体的にする。

Measurable:計測可能
数値化して計測可能にする。数値化されていないと、目標に近づいているのか?足踏みしているだけなのかわからない。

Achievable:達成可能
目標は大きくても良いが、実現不可能ではいけない。夢を抱くのはいいが、無謀な目標を設定して、結局達成できないなら意味はない。
目標がとてつもなく大きいのであれば、その目標を分解し、短期間で達成可能な近い目標まで落とし込む。

例えば、「オリンピックに出場する」というような目標の場合、「高校卒業までにインターハイで優勝する」というように、大きな目標を達成するために必要な、小さな目標を設定する。

Relevant:合目的的
自分の人生の目的(最終目標)に沿わない目標を設定してしまうと、目標達成への行動に意欲的になれない。
誰に決められたものでもなく、自分で決めた自分のための目標にする。

Time-based:時間制限
時間制限がないと、いつまでもダラダラ行動してしまう。人間の平均寿命はおおよそ80歳前後なので、人生を無駄に浪費しないよう、目標達成までの期限を決める。
期限を決めると、それまでにやらなくてはいけないこと、やるべきでないことが見えてくる。

※S・M・A・R・Tの各単語については、いろんな訳があります。
たとえば、AchievableをAgree-upon(同意できて、達成可能)と訳している場合や、Time-basedをTimelyと訳している場合もありますが、意味するところは同じです

SMARTの法則に従って目標を調整すると、自然と実現可能、達成可能な目標に仕上がります。

一生懸命、目標達成に取り組んでいるのに、どうもうまくいかない。充実感、達成感が得られないという人は、SMART化できていなかっただけかもしれません。

まとめ

  1. 偽物の目標を手放して、
  2. 取り組むべき目標を絞り込み、
  3. SMARTの法則で実現可能な形にする

以上が、「実現可能で具体的な目標を作る3ステップ」です。

本記事が皆様の目標達成の一助になりますように。